土木現場で知っておきたい安全対策
2026/10/23
2026年、セメントの取り扱いルールが変わった?
土木現場で知っておきたい安全対策
こんにちは!南玲土木です。
土木工事に欠かせない材料のひとつである「セメント」。
モルタルやコンクリートなど、さまざまな場面で使われていますが、取り扱う際には注意が必要なことをご存じでしょうか?
今回は、2026年に変更されたセメントに関する安全管理のルールと、現場で気をつけたいポイントについてご紹介します!
1.2026年、セメントに関するルールが変わりました!
2026年4月から、一般的に使用されている「ポルトランドセメント」が、労働安全衛生法令上の「リスクアセスメント対象物」に追加されました。
リスクアセスメントとは、材料や作業にどのような危険性・有害性があるのかを確認し、事故や健康障害を防ぐための対策を考えることです。
セメントは身近な建設材料ですが、粉じんを吸い込んだり、皮膚や目に付着したりすることで、健康に影響を及ぼすおそれがあります。
今回の変更をきっかけに、セメントの危険性や取り扱い方法を改めて確認することが大切です。
2.セメントを扱うときに気をつけたい3つのポイント
① 粉じんを吸い込まないようにする
袋からセメントを取り出したり、材料を混ぜたりするときには、粉じんが舞い上がることがあります。
粉じんを吸い込まないよう、飛散を抑える工夫を行い、作業内容に応じた適切な保護具を使用しましょう。
② 皮膚や目への付着に注意する
セメントは、皮膚や目に付着すると炎症や障害を引き起こすおそれがあります。
作業時には、手袋や保護メガネなど、作業内容に合った保護具を使用することが大切です。
また、モルタルやコンクリートなどの湿った材料も、皮膚に長時間触れないよう注意しましょう。
万が一、目や皮膚に付着した場合は、製品の安全データシート(SDS)などに従って速やかに洗い流し、症状がある場合は医療機関に相談しましょう。
③ 材料の性質や取り扱い方法を確認する
セメントや関連製品は、製品によって成分や注意事項が異なる場合があります。
使用する製品のラベルや安全データシート(SDS)を確認し、危険性や必要な保護具、応急処置の方法などを把握しておきましょう。
経験のある作業員だけでなく、初めて扱う人にも安全な取り扱い方法を共有することが大切です。
3.安全な現場づくりは、一人ひとりの意識から
土木工事では、重機や工具の取り扱いだけでなく、セメントなどの材料を安全に扱うことも重要です。
「いつも使っている材料だから大丈夫」と思わず、正しい知識を身につけ、決められた手順を守ることが事故や健康障害の予防につながります。
また、作業前に危険なポイントを確認し、気になることがあれば周囲の作業員や責任者に相談できる環境づくりも欠かせません。
今回は、2026年に変更されたセメントに関する安全管理のルールと、現場で気をつけたいポイントをご紹介しました。
今回の変更は、セメントの取り扱いに伴う危険性や有害性を評価し、必要な対策を講じることの重要性を改めて示すものです。
南玲土木でも、安全に関する知識を大切にしながら、一つひとつの作業に取り組んでいきたいですね。
これから土木の仕事を始める方も、ぜひ身近な材料の安全な取り扱いについて知っておいてください!
安全第一で、今日も笑顔でご安全に!

